パトリック・ソーデルンド会長(写真=Nexon)

Nexonは2月20日、取締役会決議によりパトリック・ソーデルンド氏を会長(Executive Chairman of the Company)に選任したと発表した。同氏は同日付で就任した。

ソーデルンド氏はゲーム業界で20年以上の経験を持つ。Embark Studiosの創業者で、現在もCEOを務めている。同スタジオは「ARC Raiders」の開発元として知られる。

Embark Studios設立前は、Electronic Arts(EA)でWorldwide StudiosのEVP(総括副社長)を歴任した。さらにそれ以前にはDigital Illusions CE(DICE)のCEOを務め、「Battlefield」や「Mirror's Edge」など複数のフランチャイズの開発に携わった。DICEは2006年にEAの傘下に入った。

ソーデルンド氏は2018年にNexonの取締役会に加わった。今後は同社の長期戦略、クリエイティブ方針、グローバルでのゲーム開発の進め方などを統括する。Lee Jung-heon代表をはじめとする経営陣と連携し、中長期の成長戦略を主導する。

新体制の下では、Lee Jung-heon代表がソーデルンド氏の示す戦略方針の実行を担う。

なお、ソーデルンド氏はEmbark StudiosのCEOを引き続き兼務する。

ソーデルンド氏は「Nexonには大きな成長を実現するための資産がそろっている。優秀な人材、象徴的なフランチャイズ、厚いユーザーコミュニティ、そして業界最高水準のライブサービス運営力がある」とコメントした。

その上で「私とLee Jung-heon代表は、会社の発展に向けた認識を共有しており、直ちに取り組みを進める用意ができている」と述べた。

Lee Jung-heon代表取締役は「ソーデルンド会長と私は、Nexonの革新に向けた方向性を共有している」とした上で、「同氏は開発スタジオを立ち上げ、優秀な人材を集め、世界的なヒット作を生み出してきた実績あるリーダーだ。その経験と力量は、現在のNexonにとって極めて重要だ」と述べた。

Lee Jung-heon代表とソーデルンド氏は、3月31日に開催するキャピタル・マーケット・ブリーフィング(CMB)で、Nexonの戦略上の優先事項について具体的に説明する予定だ。

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