IBMが、デザインからコード生成までを支援するスタートアップAnimaに出資した。生成AIの普及を背景に、企業のデジタル製品開発の進め方を見直す動きの一環とみられる。米SiliconANGLEが5日(現地時間)報じた。
Animaは、UIデザインを自動でコードに変換する「デザイン・トゥ・コード」分野のスタートアップ。開発者だけでなく非開発者も、自然言語で指示を出しながらアプリケーションの生成、修正、デバッグを進められるのが特徴だ。従来のコード中心の開発ではなく、デザインとエンジニアリングを一体で扱うアプローチを掲げている。
同社のプラットフォームは、Adobe XD、Figma、Sketchと連携し、ビジュアルデザインをコードへ変換する。Animaによると、Samsung Electronics、Amazon、Apple、Deloitte、Accentureなどのグローバル企業が導入済みで、デザインプロジェクトの期間を平均50%短縮し、フロントエンド開発コストを80%削減したという。
IBMは今回の出資を通じて、Animaによるエンタープライズ向けデザインツールとの連携強化や、レガシーコードへの対応拡大を後押しする考えだ。
IBM Venture Capitalのグローバル責任者、エミリー・フォンテン氏は、「Animaのプラットフォームは、企業のデザイン・製品チームから高い評価を得ている。エンジニアリングとデザインの融合が進む中、同社はイノベーションをけん引する存在になるだろう」とコメントした。
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