中国vivoは、折りたたみスマートフォンの新製品「X Fold6」の海外展開を開始した。6月に中国で発表したモデルで、一部の欧州市場で販売する。米国と英国では公式販売しない。
ITメディアのTechRadarが10月1日付で報じた。X Fold6は、横開きのブック型折りたたみ機構を採用。閉じた状態では一般的な大画面スマートフォンに近い使い方ができ、開くと8.02インチの内側ディスプレイを利用できる。重量は235gで、Apple初の折りたたみ端末「iPhone Duo」(254g)より軽いとしている。
特徴の1つはバッテリー性能だ。6900mAhのシリコン負極ベースのバッテリーを搭載し、最大80Wの有線充電と40Wの無線充電に対応する。
カメラは背面3眼構成。1/1.4インチセンサーを採用した2億画素のメインカメラに加え、5000万画素の3倍ペリスコープ望遠カメラ、5000万画素の超広角カメラを備える。ZEISS T*コーティングを採用し、写真スタイルにも対応。別売りのテレコンバーターを装着すれば、200mm相当の撮影も可能としている。
大画面を生かしたマルチタスク機能も強化した。最大4つのアプリを分割画面で同時に表示・実行でき、ウィンドウサイズの調整にも対応する。「Origin Workbench」では、主要作業1つと補助作業4つを1画面で管理できる。
X Fold6は、折りたたみ端末で課題とされがちなバッテリー、カメラ、マルチタスクの弱点を抑える設計を打ち出したモデルといえる。一方で、ハードウェア面の競争力に比べると、今後はグローバルでの販売網拡充が競争力を左右する要因になりそうだ。