InnoTrans 2026のDassault Systemesブースで記念撮影に応じる、SYSTRAのプリスカ・プラト上級副社長(左)とDassault Systemesのコリン・ブロタ副社長。写真=Dassault Systemes

Dassault Systemesは10月1日、ドイツで開かれた国際鉄道・輸送技術見本市「InnoTrans 2026」で、SYSTRAとデジタルエンジニアリング分野の技術協力で合意したと発表した。次世代バーチャルツインを軸に、鉄道・インフラ分野向けの新たなデジタルサービスを検討する。

両社はそれぞれの専門性を持ち寄り、鉄道業界のデジタル化を支援する。個別最適にとどまりがちな分析手法から脱し、関係者のデータやモデル、知見を一元的に扱える統合環境への移行を後押しする考えだ。

Dassault Systemesによると、交通インフラのプロジェクトは複雑化が進んでおり、バーチャルツインはこうした課題への対応力を高める手段になるという。設計からシミュレーション、試験、最適化、運用管理まで、インフラのライフサイクル全体で活用の広がりが見込めるとしている。

Dassault Systemesのインフラ・エネルギー・素材・産業部門副社長、コリン・ブロタ氏は「インフラの未来は、産業の専門性と仮想世界が交わるところで形作られる」とコメントした。その上で、「3D UNIV+RSESを通じ、モデリング、シミュレーション、実データ、科学的人工知能を組み合わせた新たな表現手法を切り開いている。これは世界を単に推測するAIではなく、真に理解するAIだ」と述べた。

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