M6は複数製品に展開される一方、刷新の幅は製品ごとに異なる見通しだ。画像=9to5Mac

Appleが今秋から、M6チップを搭載したMac製品の投入を順次始める見通しだ。9to5Macは9月30日(現地時間)、まずMacBook ProとiMacがM6へ移行し、MacBook AirとiPad Proは2027年初頭の投入が有力だと報じた。

最初に登場するのは、M6搭載のMacBook ProとiMacとみられる。時期は10月から11月初旬が有力視されている。

このうちMacBook Proは、14インチの標準モデルのみが先行してM6を採用する可能性が高いという。AppleはM6 ProとM6 Maxの投入を見送り、標準モデルを先に更新する一方、上位版チップは2027年のM7 ProとM7 Maxへ移るとの見方も出ている。

iMacは、大幅なハードウェア刷新ではなく、チップ更新が中心になる見込みだ。現時点で追加の変更点として取り沙汰されているのは、新色の追加程度にとどまる。

製品の外観や基本設計に大きな変更がなくても、9to5MacはM4からM6への移行について、性能と電力効率の大幅な向上につながる可能性があると伝えている。

一方で、今回のスケジュールに含まれない製品もある。タッチ対応MacBook Pro、あるいは「MacBook Pro Ultra」と呼ばれるモデルは近く登場する可能性があるものの、M6ではなくM5 ProまたはM5 Maxを採用するとみられている。

次のM6アップグレード候補として挙がっているのが、2027年初頭のMacBook AirとiPad Proだ。

MacBook Airは2027年2〜4月の投入が取り沙汰されており、なかでも3月が有力視されている。新モデルはチップ刷新が中心で、それ以外に大きな変更はない見通しだ。

デザインはM5モデルの流れを引き継ぐ可能性が高い。OLEDディスプレイへの移行も2028年以降と予想されており、ディスプレイ面での変化は限定的とみられる。

iPad Proは、2025年秋にM5へ更新された後、2027年春に再び刷新される可能性がある。この場合、通常の18カ月周期に沿うことになる。

新型iPad Proには、M6に加えてベイパーチャンバー冷却機構が採用される可能性もある。超薄型端末で持続性能を高める狙いがあるとみられる。

バッテリー性能も注目点だ。M6は2ナノプロセスをベースとし、性能だけでなく電力効率の改善も見込まれる。AppleはM6について、「性能と電力効率の大きな飛躍」をもたらすとしている。

このため、MacBook AirとiPad Proではバッテリー駆動時間の延長も期待されている。

AppleのM6移行は、全製品を一斉に切り替えるのではなく、製品群ごとに段階的に進む公算が大きい。今秋はMacBook ProとiMacが先行し、その後にMacBook AirとiPad Proが続く構図となりそうだ。

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