Wemade本社(写真=Wemade)

最大株主の交代を控えるWemadeで、民主労総傘下の労働組合が発足した。労働組合は、雇用安定や労働条件の改善、主要事業部の維持などを求め、団体交渉の準備を進める方針だ。

全国化学繊維食品産業労働組合のWemade支部は30日、設立宣言文を公表し、正式に発足したと発表した。

同支部によると、設立の主な背景には、パク・クァンホWemade議長が保有株式を全量売却することで、最大株主の交代が見込まれている点がある。これに伴い、社員の間で雇用不安が強まっているという。

労働組合側は、業績不振やWEMIXを巡る問題などで経営の不確実性が続く一方、会社が今後の組織運営や雇用保障について十分な説明をしていないと主張する。最大株主交代後に、人員削減や事業縮小が続く可能性にも懸念を示した。

また、賞与や賃金体系、福利厚生といった人事・労働条件が、明確で透明な基準なしに決定・変更されてきた点も問題視した。従業員の声を経営陣に届け、交渉に当たる代表組織が必要だとして、労働組合設立に踏み切ったとしている。

今後の団体交渉では、(1)最大株主交代や組織改編に伴う人員削減・整理解雇への反対(2)労働条件の維持と成果給支給体系の改善(3)主要事業の方向性を変更する際の事前協議(4)WEMIXを含む主要事業部の雇用の承継と組織の維持――などを求める方針だ。

設立宣言文では、「これ以上、会社の一方的な意思決定に人生を委ねる受動的な存在にはとどまらない」とした上で、「組織された力で雇用不安を解消し、公正で健全な職場をつくる」と表明した。

Wemade支部が所属する化繊食品労組には、Neople、Nexon、Smilegate、NCSOFT、Webzen、Netmarbleなど、韓国の主要ゲーム会社の労働者も加入しているという。

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