ARobotのR&Dセンター完成イメージ(画像提供:ARobot)

ARobotは9月30日、京畿経済自由区域の安山サイエンスバレー(ASV)に研究開発(R&D)と生産機能を集約した統合拠点を整備し、ヒューマノイドロボットの量産体制構築に乗り出すと発表した。

同社は同日、漢陽大学ERICAのプライムカンファレンスホールで、京畿経済自由区域庁、漢陽大学、安山市でASV投資協約を締結した。今回の協約は、ASV指定後初の大規模企業投資となる。

新拠点にはR&Dと生産機能を集約し、ヒューマノイドロボットの開発から量産までを一体で進める計画だ。

ARobotは2018年、漢陽大学ERICAの起業保育センターで設立された。ヒューマノイド向けプラットフォームのほか、ロボットの中核部品であるアクチュエーター、制御技術などを自社開発している。共同創業者の一人は、漢陽大学ERICAロボット工学科教授でHeroes Lab所長を務めるハン・ジェグォン最高技術責任者(CTO)だ。

今後は、始華・半月産業団地内の部品協力会社から原材料を調達し、生産したロボットを周辺の製造現場などに供給する地域密着型のサプライチェーン構築も進める方針だ。

同社の産業用ヒューマノイドロボット「ALICE」シリーズは、1月に米ラスベガスで開かれたCES 2026で、NVIDIAの基調講演のオープニング映像に登場した。7月のロボカップ2026仁川では「Best Custom Humanoid」を受賞している。

オム・ユンソル代表は「今回の投資を通じて研究開発と量産機能を集約し、さらなる成長に向けた基盤を整えた」とした上で、「韓国を代表するヒューマノイドロボット企業へ成長したい」と述べた。

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