PlayStation 5 Pro。写真=Sony

PlayStation 5(PS5)とXbox Series X|Sは、縦置きでも横置きでも使える。設置時に重視すべきなのは向きではなく、十分な通気スペースを確保できるか、安定して置けるか、通風口周辺を清潔に保てるかだ。

Engadgetが9月26日(現地時間)に報じたところによると、SonyのPS5各モデルとMicrosoftのXbox Series X|Sは、いずれも縦置き・横置きの両方を前提に設計されている。テレビ台やデスクの形状、周辺機器の配置に応じて、使いやすい向きを選べばよい。

ただ、向きにかかわらず、本体の周囲で空気がしっかり流れる環境を確保することが欠かせない。吸気口や排気口が棚板や壁面でふさがれるような置き方は避け、必要に応じて設置場所や向きを見直す必要がある。

密閉型のキャビネットに収納したり、本体の上に別の機器を重ねたりする使い方も望ましくない。

縦置きと横置きには、それぞれ利点と注意点がある。縦置きは床や棚で占有する面積を抑えやすく、限られたスペースに置きやすい。

その半面、本体の高さが出る分、ぶつかった際に倒れやすくなる可能性がある。特に子どもやペットがいる家庭では、設置の安定性を優先したい。PS5とXbox Series Xには縦置き用スタンドが付属するが、周囲の接触や衝撃そのものを防げるわけではない。

一方、横置きは重心が低く、安定して設置しやすい。テレビの下やテレビ台で、ほかの機器と並べて置きやすい点も利点だ。

ただし、縦置きに比べて広い設置面積が必要になる。デスクの端やテレビ周りなど、人や物が触れやすい場所では、横置きの方が適する場合もある。

ディスクドライブ搭載モデルは横置きにすべきだという見方もあるが、以前ほど重視されていない。近年のコンソールは、縦置き・横置きのどちらでもディスクを使用できるよう設計されているためだ。

もっとも、ディスクの挿入方向を把握しやすいという点では、横置きの方が直感的といえる。

PS5では、縦置きの方が発熱面で不利だとの指摘もあった。ただ、縦置きそのものが冷却性能を損なうと断定できる根拠は確認されていない。Sonyも、設置方向より周囲の空間確保の重要性を案内している。

PS5では、通気のため壁や障害物から少なくとも約10cm離して設置することが推奨されている。

本体が熱を持つ場合も、まず確認すべきなのは設置方向ではなく、通風口がふさがれていないかどうかだ。周囲に発熱する機器がないか、本体の周辺や通風口に埃がたまっていないか、物が空気の流れを妨げていないかを点検したい。

埃対策も重要になる。通風口や本体周辺に埃がたまると空気の流れが悪くなり、放熱に影響する可能性がある。

清掃の際は、側面パネルを取り外せる製品であれば、メーカーが案内する範囲でパネルを外し、柔らかいブラシや掃除機などで埃や異物を取り除く方法が推奨される。

一方で、内部部品にまで及ぶ分解は慎重に判断すべきだ。扱いに慣れていないユーザーが無理に分解すると、部品を損傷するおそれがあるほか、修理や保証に影響する可能性もある。

PS5とXboxの設置方向に絶対的な正解はない。省スペースを優先するなら縦置き、安定性や接触リスクの低減を重視するなら横置きが選択肢になる。

最も重要なのは、コンソールの周囲に十分な通気スペースを確保し、安定した場所に設置したうえで、通風口や本体周辺を清潔に保つことだ。長く安定して使うには、縦か横かよりも、放熱しやすい環境を整えられているかが問われる。

キーワード

#PS5 #Xbox Series X|S #Sony #Microsoft #冷却 #通気 #埃対策
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.