XRP(写真=Shutterstock)

XRPの現物ETFに25日、1日ベースで2265万ドルが純流入した。BitwiseとFranklinの商品が資金流入をけん引した一方、XRPの現物価格は下落した。ブロックチェーンメディアのU.Todayが26日に報じた。

流入額が最も大きかったのはBitwise XRP ETFで、1日で1839万ドルを集めた。累計純流入額は6億7700万ドルに拡大した。Franklin XRP ETFにも426万ドルが流入し、累計純流入額は5億100万ドルとなった。

XRP現物ETF市場全体の純資産は17億7000万ドル、累計純流入額は17億9000万ドルと集計された。ファンド純資産に占める比率は約1.80%だった。

資金流入は単発ではない。23日にもXRP現物ETFには1804万ドルが純流入した。この日もBitwiseが1154万ドルで最大となり、Franklinも650万ドルの流入を記録した。この時点で累計純流入額は、Bitwiseが6億4900万ドル、Franklinが4億9200万ドルまで増えていた。

こうした資金流入の継続は、XRPを巡る市場環境が弱含むなかでも、機関投資家がETFを通じてエクスポージャーを積み増していることを示す。ただ、ETFの資金フローはあくまで投資商品の資金流出入を示すもので、基礎資産の当日の値動きと必ずしも一致するわけではない。

実際、XRP価格は25日に1.54ドルで取引され、24時間前比で4.6%下落した。28日時点では1.50ドルまで下げ、軟調に推移している。こうした乖離は、ETFを通じた機関投資家需要と現物市場の短期的な売り圧力が別方向に動く可能性を示している。純流入の継続はXRPへの投資需要が残っているシグナルといえる一方、市場全体の売り圧力を直ちに打ち消すには至らなかった。

他の主要暗号資産の現物ETFにも、同日はおおむね資金流入が続いた。ビットコイン現物ETFは1億3400万ドルの純流入となり、7営業日連続の流入を記録した。このうちBlackRockのIBITが9699万ドルで最大となり、FidelityのFBTCは4932万ドルだった。

イーサリアム現物ETFも流入超を維持した。純流入額は8695万ドルで、6営業日連続の資金流入となった。BlackRockのETHAとETHBには、それぞれ5037万ドル、3188万ドルが流入した。

XRP価格が弱含む局面でも現物ETFへの資金流入が続いたことで、ファンドフローと基礎資産価格が短期的に異なる動きを見せる構図が改めて浮き彫りになった。

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