XRP(写真=Reve AI)

XRPは第3四半期に48.1%上昇し、2022年以降で最も強い第3四半期となった。ただ、市場では足元の過熱感が意識されており、10月前半からそのまま上昇相場に移行するのは難しいとの見方が出ている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが9月27日(現地時間)に伝えた。第3四半期の上昇率は48.1%に達したが、テクニカル指標の過熱や季節要因を踏まえると、上昇基調がそのまま続く可能性は高くないという。

XRPは、現物ETFへの大規模な資金流入を背景に1.54ドル(約231円)まで上昇した。上半期の下落分をすべて取り戻し、週足でも強気シグナルが確認された。

もっとも、9月の急騰はショートスクイーズによる影響が大きかったとみられている。この過程で先物市場のレバレッジが積み上がり、短期的な買われ過ぎの状態も生じた。市場では、上昇トレンドを維持するには1.30〜1.40ドル(約195〜210円)までの調整を経て、下値支持を確認する必要があるとの見方が出ている。

過去の月次リターンも、10月相場に対する慎重姿勢を裏付けている。CryptoRankによると、10月は歴史的にXRPの成績が最も振るわない月で、平均リターンはマイナス5.14%、中央値はマイナス2.97%だった。2024年と2025年も、10月は下落で終えている。

一方、第4四半期全体の平均リターンは133.3%と高水準だった。ただ、中央値はマイナス8.00%にとどまり、平均値だけで強気相場を見込むのは難しい。月別では11月の中央値リターンが80.2%、12月が63.1%で、上昇期待は10月よりも年末にかけて高まりやすい構図となっている。

このため、短期的な焦点は上昇継続そのものより、過熱感の解消がどのように進むかに移っている。10月はもみ合い、あるいは緩やかな調整局面となる可能性があり、1.30〜1.40ドル帯で下値を維持できるかどうかが注目点となる。

市場では、資金流入が本格化する時期は晩秋に集中する傾向があるとの見方もある。11月の中央値リターンは80.2%と最も高く、12月も63.1%と堅調だった。第4四半期に対する強気見通しが残るとしても、上昇の起点が10月前半になるとは限らない。

足元のXRPは強い上昇サイクル入りへの期待を残す一方、四半期序盤から一段高に向かう環境にはないとの見方が優勢だ。市場参加者にとっては、第3四半期の上昇実績そのものよりも、1.30〜1.40ドル帯のサポート確認と、11月以降の資金流入再開のタイミングを見極める局面になりそうだ。

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