Appleが開発中とされる次期iPad miniに、iPhone 18 Proと同じ「A20 Pro」チップが搭載される可能性が浮上した。外観は現行モデルのデザインを概ね踏襲する一方、前面カメラの配置やスピーカー構造、ディスプレイ仕様には変更が加わるとの見方が出ている。
米ITメディアの9to5Macが9月25日(現地時間)に報じたところによると、Appleの内部コードから、次期iPad miniに関する参照データや製品アイコンとみられる画像が見つかった。コードには、新モデルがA20 Proで動作することを示す記述も含まれていたという。ただ、Appleは現時点で新製品を正式発表しておらず、最終仕様が変わる可能性はある。
A20 Proは、今月発売されたiPhone 18 Pro/Pro Maxに採用されたAppleの最新モバイルチップ。2ナノメートルプロセスで製造され、6コアCPU、7コアGPU、デュアル16コアNeural Engineを備える。現行のiPad miniがA17 Proを採用していることを踏まえると、次期モデルでは性能向上が期待される。
流出したアイコンを見る限り、全体のデザインは従来モデルに近い。ただ、前面カメラは縦向き利用時の上部ベゼルから、横向き利用時の側面ベゼルへ移されたようだ。これは、最近のほかのiPadシリーズと同様の配置となる。画面上部には、iPhoneに似た小型スピーカーの開口部も確認できる。
次期iPad miniを巡っては、OLEDディスプレイの採用や防水設計の改良、新しいスピーカーシステムの搭載も取り沙汰されてきた。Bloombergのマーク・ガーマン氏は、10月末までに発売される可能性があると予測している。ただし、OLEDや防水性能に関する情報は、今回のコード流出で新たに確認されたものではなく、既報に基づく予想の域を出ていない。
A20 Proの搭載が実現すれば、iPad miniは小型サイズを維持しながら、iPhone Pro級の処理性能を備えることになる。OLED化や構造変更が販売価格やバッテリー効率にどのような影響を与えるかが、今後の注目点となりそうだ。