米国の現物型ビットコインETFは6営業日連続で純流入となった。一方で、1日当たりの流入額は3営業日連続で減少しており、資金流入の勢いにはやや一服感が出ている。
25日、CryptopolitanがSoSoValueのデータを基に報じたところによると、米国の現物型ビットコインETFは24日に約1億9100万ドルの純流入を記録した。17日から続く6営業日の累計純流入額は28億ドルを超えた。ただ、24日の流入額は今回の連続流入局面で最も少なかった。
流入ペースの鈍化は鮮明だ。21日には約9億9900万ドルと年内最大を記録したが、22日は7億1475万ドル、23日は約3億4700万ドル、24日は約1億9100万ドルまで縮小した。24日の流入額は21日比で約81%減となる。
資金はBlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)に集中した。IBITへの24日の流入額は1億6263万ドルで、全体の大半を占めた。FidelityのFBTCには1286万ドル、Morgan StanleyのMSBTには1016万ドルがそれぞれ流入した。
一方、WisdomTreeのBTCWは約402万ドルの純流出となり、この日、流出を記録した唯一のETFだった。12本のETFの純資産総額は約1089億ドルとなった。
デリバティブ市場では、ショートポジションの積み増しを示唆する見方も出ている。Gliderの共同創業者ブライアン・ホアン氏は、「ビットコイン先物の未決済建玉は5月の水準まで回復しており、このうち約33億ドルがHyperliquidのビットコイン無期限先物に積み上がっている」と説明した。その上で、未決済建玉が増える一方でベーシスがマイナス圏にある点について、新規のショートポジションが積み上がっているシグナルとの見方を示した。