Microsoftは、チャット、コーディング、AIエージェントの機能を1つにまとめた新たなCopilotアプリを発表した。新アプリはHome、Code、Autopilotの3タブで構成し、Copilotの機能を一元的に利用できるようにする。
同社はあわせて、今年のBuildで披露したAIパーソナルアシスタント「Scout」を「Autopilot」に改称した。
米The Vergeが25日(現地時間)に報じた。新Copilotアプリには、「Copilot Chat」と「Cowork」の機能を取り込み、Home、Code、Autopilotの3タブを用意する。
Homeでは、重要なメールや会議依頼、Teamsの会話などをまとめて表示するダッシュボード「Today」も提供する計画だ。
Codeタブでは、ユーザーがトラッカーやダッシュボード、自動化ツールを作成し、同僚と共有できるようにする。Microsoftで業務向けAIの最高マーケティング責任者を務めるジャレッド・スパタロ氏は、「CodeはGitHub Copilotと同様の技術を基盤とし、サンドボックス環境で動作する」と説明した。
Autopilotはクラウドベースで動作し、ユーザーが離席中や就寝中でも処理を継続する。Teamsチャネルを確認しながら、反復的な業務やフォローアップ作業を担う。MicrosoftはScoutをデスクトップアプリとして提供していたが、Autopilotではクラウドベースへと切り替えた。
スパタロ氏は、「Autopilotは顧客テナント内に独自のID、メモリ、コンピュータ、ワークスペースを持つ」としたうえで、「TeamsやOutlookでは、同僚に接するのと同じように@メンションで呼び出せる」と述べた。
料金体系では、Cowork、Code、Autopilotに従量課金を適用する。企業がエージェントを長時間稼働させたり、AstraやFableなどのモデルを利用したりする場合は、追加費用が発生する。基本のCopilotライセンスでは、チャットに加え、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、TeamsでCopilotを利用できる。IT管理者は、Microsoftが提供するAI向けFinOpsでAIコストを管理できるという。
HomeとCodeの各タブは、数週間以内にAI早期体験プログラム「Frontier」の参加者向けに先行提供する。Autopilotは9月末にクローズドプレビューとして公開する予定だ。