Rippleのドル連動ステーブルコイン「RLUSD」が年初来で急拡大している。時価総額増加額は10億ドルを超え、ステーブルコインの中で3位の伸びとなった。
14日、The Crypto BasicがRWA.xyzのデータを基に報じたところによると、RLUSDの年初来の時価総額増加額は10億7090万9067ドルだった。これを上回ったのは、TetherのUSDTとAnchorageの法人向けステーブルコインUSDGOのみ。USDTは約67億ドル、USDGOは14億ドル増加し、Sky ProtocolのUSDSは10億6300万ドル増でRLUSDに続いた。
RLUSDは先月、時価総額が20億ドルを突破した後も拡大基調を維持している。DeFiLlamaの最新データでは、時価総額は約24億2300万ドルとなっている。
供給はEthereumとXRP Ledgerの2チェーンが中心だ。DeFiLlamaによると、Ethereum上の流通額は約13億7000万ドル、XRP Ledger上は約10億5300万ドル。直近1カ月の増加率はEthereumが58%、XRP Ledgerが約24%で、Ethereum側の伸びが目立つ。
もっとも、短期では供給が一貫して増えているわけではない。直近7日間では9820万ドル相当がバーンされ、7390万ドルが新規発行された。この結果、純供給は2430万ドル減少した。
一方で、時価総額でRLUSDを上回る競合もなお多い。EthenaのUSDeは約46億ドル、PayPalのPYUSDは約27億7000万ドルで、いずれもRLUSDを上回る。ただ、RLUSDは今年に入って10億ドル超の規模拡大を実現しており、大型ステーブルコイン市場で存在感を急速に高めている。