韓国取引所(KRX)は14日、午後4時から8時まで運営する夜間取引(アフターマーケット)の初日の売買代金が1兆8000億ウォンだったと発表した。対象2501銘柄のうち96%に当たる2413銘柄で取引が成立し、投資家別では個人の売買比率が93%を占めた。
初日の売買高は7224万株だった。KRXは従来の午後4〜6時の時間外単一価格取引を廃止し、午後4〜8時のリアルタイム連続売買方式へ切り替えた。
市場別の売買代金は、KOSPIが1兆3000億ウォン、KOSDAQが4924億ウォン。夜間取引の売買代金は、同日のKRX全体の売買代金27兆6000億ウォンの6.6%に相当した。
取引対象2501銘柄のうち、実際に取引が成立したのは2413銘柄だった。対象銘柄ベースで96%、時価総額ベースでは99%を占めた。
時間帯別では、午後4〜5時が19.6%、午後5〜6時が25.5%、午後6〜7時が24.2%、午後7〜8時が30.7%だった。最終時間帯の比率が最も高く、取引は終盤まで活発だった。
投資家別では、個人が全体の93.0%を占めた。外国人は3.9%、機関投資家は2.1%だった。
売買動向では、個人が537億ウォンの純買い越し。外国人は480億ウォン、機関投資家は63億ウォンの純売り越しだった。
注文経路はモバイルトレーディングシステム(MTS)が中心だった。全注文に占めるモバイル経由の比率は73%で、ホームトレーディングシステム(HTS)は21%だった。
値動きは通常取引時間中に比べて相対的に安定していた。銘柄別の変動率はKOSPIが2.9%、KOSDAQが4.6%で、通常市場のKOSPI4.1%、KOSDAQ5.8%を下回った。
今回の夜間取引の開始により、退勤後に売買できる銘柄は従来の約600銘柄から、KOSPI・KOSDAQの大半の銘柄へ広がった。一方で、当日の通常市場で未取引だった銘柄や管理銘柄、超低流動性銘柄、投資警告・危険銘柄など、市場管理が必要な銘柄は対象から除外する。
KRXは、通常市場の終了後に公表される海外指標や企業開示、マクロ経済イベントなどを投資家がリアルタイムで株価に織り込みやすくなり、ポートフォリオ調整の迅速化につながるとみている。
また、外国人投資家の利便性向上も見込む。時差の影響で通常市場での売買が難しかった海外投資家にとって、取引機会の拡大につながるとしている。
KRXの関係者は「アフターマーケットは初日から安定的に運営された。今後も安定的な定着に向け、継続的にモニタリングし管理していく」とコメントした。