大邱慶北科学技術院(DGIST)は7月31日、DGIST技術持株が設立後初となる約20億ウォン規模のファンドを組成し、ディープテック分野の初期スタートアップや学内発スタートアップへの投資を本格化すると発表した。
同日開いた投資組合の組成総会を機に、投資活動を始める。投資対象は、AI、ロボット、先端半導体、バイオ・ヘルスケアなど国家戦略技術分野が中心となる。教員や研究員が立ち上げたスタートアップに加え、有望なディープテック系の初期企業も重点投資先とする。
DGIST技術持株は、投資先のシリーズA・Bを見据えた成長支援にも乗り出す。韓国の主要ベンチャーキャピタルや科学技術系機関の創業支援組織などと連携し、後続投資につなげる支援ネットワークを構築する方針だ。
技術力は高い一方で経営経験が不足しがちな研究者起業に対しては、外部の専門経営人材を紹介するほか、会社設立から成長段階までを一貫して支援するカンパニービルディングプログラムを提供する。独自のディープテック型ベンチャースタジオプログラムとも連携し、投資先支援の実効性を高める考えだ。
初号ファンドで初期投資ポートフォリオを構築した後は、政府系ファンドなどの政策出資事業を活用し、ファンド規模を段階的に拡大する。投資先が民間投資主導型技術創業支援プログラム「TIPS」に採択されるよう、後続支援も進めるとしている。
ク・ジェヒョンDGIST技術持株共同代表は「イノベーション創業院の技術移転・事業化支援機能と、技術持株の投資機能を連携させ、学内の優れた研究成果を創業と投資につなげたい」とコメントした。
チェ・ムンジョン共同代表は「今回の初号ファンド組成を呼び水に、DGISTの研究成果が大邱・慶北地域経済の新たな成長エンジンにつながるよう、産学連携の好循環を築いていく」と述べた。