写真=Reve AI

Shiba Inuが1日で約40%上昇し、時価総額を約10億ドル押し上げた。特段の発表や開発面での新材料が見当たらないなかで買いが膨らみ、暗号資産の時価総額ランキングでは25位に浮上した。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、Shiba Inuは26日(現地時間)の取引で0.00000582ドルまで上昇し、時価総額は31億2000万ドル(約4680億円)に達した。

今回の上昇は短時間で進んだ。Shiba Inuは前日の安値0.00000417ドルから0.00000518ドルまで切り返し、5月中旬以降に上値を抑えていた50日移動平均線を上抜けた。その後も買いが続き、日曜の取引では0.00000582ドルまで上げ幅を広げた。

売買も急増した。24時間出来高は7億1700万ドル(約1076億円)と、前日比12.45倍に拡大した。市場では、短期的な値動きを狙う資金が一気に流入したとの見方が出ている。

もっとも、市場で明確な材料は確認されていない。Shiba Inuのレイヤー2ブロックチェーン「Shibarium」では取引件数の増加がみられたが、ネットワーク全体の動きは比較的落ち着いていた。25日の日次取引件数は1100件から2780件へ増え、伸び率は152%だった。

Shiba Inuコミュニティ関係者のクローは、X(旧Twitter)への投稿で「Shiba Inuが戻ってきた」と述べた。再び市場の注目を集めているとして、「世界中がShiba Inuを見ている」「次の目的地はさらに高いところだ」との見方を示した。

注目度を示す指標でもShiba Inuは上位に立った。CoinMarketCapでは、最も注目される暗号資産の1位となった。

他のミームコインと比べても上昇率は際立った。Dogecoinの上昇率は6%にとどまり、Pepe Coinなど時価総額の小さいトークンも1日ベースでは最大10%高だった。ミームコイン全般に資金が向かったというより、Shiba Inuに買いが集中した構図といえる。

韓国の取引所での商いも膨らんだ。UpbitではShiba Inuが売買代金上位に入り、SHIB/KRWの出来高は6899万ドル(約103億円)に達した。価格は土曜遅くに最初の上昇が始まった後、およそ9時間にわたって横ばいで推移し、その後アジア時間の午前に再び急騰した。

市場の次の焦点は、今回の上昇を支えた資金流入が続くかどうかだ。足元では公式発表や開発材料よりも、出来高の急拡大と特定市場での買いが相場を押し上げたとの見方が優勢だ。買いが続かなければ、短期的な利益確定売りが強まる可能性もある。

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