Smilegateは7月24日、AIXLAB、共同パブリッシャーのThermite Gamesとともに、韓国発の心理ホラーゲーム「Alleyway: Guiheun」をグローバル向けに正式展開すると発表した。配信プラットフォームはSteam。
韓国では2025年10月に、Smilegateのインディーゲームプラットフォーム「STOVE」を通じて先行配信していた。今回はその配信開始から約10カ月を経て、ユーザーの反応を反映した大型アップデート版として世界展開に踏み切る。
「Alleyway: Guiheun」は、一人称視点の心理ホラーゲーム。主人公ソヨンが、毎日のように通っていた裏路地で異変に遭遇し、奇妙に変貌した空間からの脱出を目指す。韓国特有の狭い路地や身近な商店街、日常の物音が徐々にゆがんでいく演出を、リアルなグラフィックスで描いているのが特徴だ。
ゲームプレイでは、韓国のオカルト要素を取り入れて差別化を図った。プレイヤーが使える道具はスマートフォンのみ。カメラで異常現象を撮影し、それが超常現象の痕跡である「Guiheun」なのか、不吉ではあるものの説明可能な「Hukkaebi」なのかを自ら見極めなければならない。
判定結果はショートメッセージで巫女の祖母に送り、正誤を確認する仕組みだ。正解を重ねるほど真相に近づく一方、不正解のたびに幽霊に追われる追跡パートが発生する。ゲーム内には計64種類の異常現象を用意し、一瞬の判断が生存を左右するという。
グローバル版では、韓国での配信期間中に寄せられたユーザーの意見を幅広く反映した。レベル構成を全面的に見直し、繰り返しプレイ時の負担を軽減。セーブポイントも増やし、再挑戦しやすくした。あわせて、パズルの難易度やアクセシビリティも調整している。
従来課題として挙がっていた潜伏・追跡要素には「走る」機能を追加し、緊張感を高めた。幽霊の反応やビジュアル表現も強化したほか、ストーリーモードのクリア後に楽しめる「エピローグモード」を新設。各種演出やイベントも再構成し、コンテンツのボリュームを拡充したとしている。
対応言語は韓国語、英語、日本語、中国語簡体字、中国語繁体字、ロシア語の6言語。Smilegateは多言語対応を通じて、海外ユーザーの利便性向上を図る。