統合セキュリティ企業のLogpressoは7月1日、AI半導体企業のFuriosaAIと「NPU基盤エージェンティックSOC分野の業務協約」を締結したと発表した。両社は、AIエージェントが脅威の検知・分析・対応を自律的に担う次世代のセキュリティ運用モデル「エージェンティックSOC」の高度化に向け、技術開発と実証事業で連携する。
協業の柱は、NPUベースのエージェンティックSOC向け参照アーキテクチャの共同開発、AI実証事業の共同受注・共同遂行、市場開拓と共同マーケティングの3つ。Logpressoの統合セキュリティプラットフォームと、FuriosaAIのAI推論向け高性能半導体「RNGD(レネゲイド)」を組み合わせ、AIベースのセキュリティ監視体制を効率的に導入するための技術モデルの構築を目指す。
両社の協業は、すでに実証段階に入っている。Logpressoが主管企業に選定されたKISA(韓国インターネット振興院)の「2026統合セキュリティモデル開発パイロット事業」と、コンソーシアムが参加する「AXスプリント課題」では、RNGDが中核インフラとして活用されているという。
ヤン・ボンヨルLogpresso代表は、「グローバルのセキュリティ企業がエージェンティックSOC市場で本格競争に入る中、国産AI半導体と自社の統合セキュリティプラットフォームを組み合わせ、韓国型のエージェンティックSOCモデルを構築できる点に今回の協業の意義がある」とコメントした。
その上で、「13年間にわたり自社開発してきたビッグデータ・AIセキュリティの中核技術と、FuriosaAIのNPU『レネゲイド』を組み合わせることで、AIインフラからエージェンティックSOCまでをカバーするフルスタックのAIリファレンスを構築する。グローバルソリューションと競争できる体制を整えたい」と述べた。