Anthropicは6月30日(現地時間)、新モデル「Claude Sonnet 5」を発表した。上位モデル「Opus 4.8」に迫る性能を、より低い価格で提供する位置付け。無料版とProプランの標準モデルとして採用し、全プランで利用できるようにする。
同社によると、Claude Sonnet 5はOpus 4.8に近い性能を備えながら、料金を抑えたのが特徴だ。
料金は8月31日まで、入力100万トークン当たり2ドル、出力100万トークン当たり10ドル。9月1日以降は入力料金のみ3ドルに引き上げる。Anthropicは、Opus 4.8のほか、OpenAIのGPT-5.5やGoogleのGemini 3.1 Proより低価格で、Gemini 3.5 Flashよりは高い水準としている。
TechCrunchによれば、Sonnet 5は2月に投入したSonnet 4.6に比べ、推論、ツール利用、コーディング、ナレッジワークの性能を大幅に引き上げた。自律型コーディングのベンチマークでは63.2%を記録し、Opus 4.8は69.2%、Sonnet 4.6は58.1%だった。ナレッジワークのベンチマークでは、Sonnet 5がOpus 4.8をわずかに上回ったという。
Anthropicは「より高い正確性が求められる作業では、引き続きOpus 4.8が適している」とする一方、「Sonnet 5はより低価格で高品質を提供する」と説明している。
Zapierのシニアエンジニア、Daniel Shepard氏は、Salesforceの顧客グレード更新と企業顧客向けの告知という2つの作業を同時に任せたところ、途中で止まることなく最後まで処理したと紹介した。同氏は「以前なら途中で止まっていた作業だ」と述べた。