WemadeのCI。画像=Wemade

Wemadeは6月30日、最大株主のパク・グァンホ議長が保有する同社株を全株売却する株式売買契約(SPA)を締結したと発表した。取引総額は約9200億ウォン。買収は、Alibabaおよび中国の主要ゲーム企業と緊密な関係を持つ投資プラットフォームNeoPulseが主導する。

パク議長は同日、保有するWemade株の全株譲渡で合意した。NeoPulseは投資判断の理由として、WemadeのMMORPG開発力と、主力IP「MIR」の中国市場での競争力を挙げた。

今後NeoPulseは、中国市場を含むグローバル市場向けの新作開発を進める方針だ。中国のゲーム開発会社やパブリッシャーと連携し、IPビジネスモデルの多角化も図る。

今回の9200億ウォンという評価額についてNeoPulseは、Wemade子会社のJeonki IPなどを通じて実証された「MIR」IPの収益創出力に加え、AI連携による将来の成長余地を織り込んだものだと説明した。

両社は今回の取引を機に、AIを軸とした次世代ゲーム開発を進める方針でも一致した。ゲーム開発、次世代グラフィックス、デジタルヒューマン、ライブサービス全般に先端AI技術を導入し、コンテンツ品質とユーザー体験の向上を目指す。

Wemade関係者は「今後のゲーム市場は、AIをどれだけ効果的に活用できるかが競争力を左右する」としたうえで、「今回のパートナーシップは、相互の共感と信頼を基盤に、次世代ゲーム市場で主導的な地位を確保する重要な転機になる」とコメントした。

そのうえで同関係者は、「徹底したローカライズ戦略とAI基盤のゲーム開発力強化を通じて、市場の期待に継続的に応えていく」と述べた。

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