Douzone Bizonは6月30日、AX戦略とESGの取り組みや成果をまとめた「サステナビリティ報告書」を公表した。
同報告書は、サステナビリティ開示の国際基準「GRIスタンダード2021」に準拠し、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の要件も一部反映した。報告書では「真のイノベーション、AXを超えて」を掲げ、同社の事業戦略と持続可能経営の方向性を示した。
同社は、ダブルマテリアリティ評価に基づき、「製品・技術イノベーション」「情報セキュリティ」「人材の獲得・育成」「温室効果ガス削減」「倫理・コンプライアンス経営」の5項目を重点テーマに定めた。
事業面では、OmniEsol、Amaranth 10、WEHAGOなどの主要プラットフォームに、ONE AIやGEN AI DEWSといったAIソリューションを組み合わせ、企業顧客のAXを支援している。公共機関や金融機関の閉域網環境向けには「ONE AI Private Edition」を提供するほか、税務・労務アシスタントなど専門特化型のバーティカルAIも拡充した。
また、グローバル開示基準の見直しや国際会計基準「IFRS第18号」など、会計・非財務分野で強化が進む規制への対応を支援する機能も備えるとしている。
情報セキュリティ分野では、顧客情報と個人情報に関する侵害事故を前年に続いてゼロ件に抑えた。情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO 27001」や、クラウドセキュリティ認証制度「CSAP」の認証を取得している。2025年1月には、民間企業として初めて「個人情報安心区域」に指定されたという。
環境面では、主要インフラであるDクラウドセンターの電力効率指標(PUE)を、2021年の1.60から2025年には1.52に改善した。春川(チュンチョン)の自然条件を生かしたフリークーリング設備により、電力使用量の16.9%削減を達成した。業務用車両のハイブリッド化や、水素通勤バスの導入も進めている。
2009年から運営する「レッドハートプロジェクト」では、2025年に地域の学生2409人を対象に、計2万2016時間の教育支援を実施した。
このほか、韓国の中小ベンチャー企業部による技術創業プログラム「TIPS」の運営会社として、江原地域のスタートアップへの投資と育成を進めている。投資先企業による地域内の新規雇用創出は累計194人に達した。春川(チュンチョン)企業イノベーションパーク事業にもアンカー企業として参画し、AIとバイオの融合産業に向けたエコシステムの構築を推進している。
同社関係者は「今後もAXの技術力を基盤に顧客の持続可能な成長を支援し、環境・社会・ガバナンスの各分野で責任ある経営を続けていく」とコメントした。