画像=Wemade「持続可能経営報告書2025」

Wemadeは6月29日、公式サイトで「持続可能経営報告書2025」を公開した。二重重要性評価を高度化し、ゲームおよびブロックチェーン事業と直結するサービス品質管理を新たな重点課題に位置付けたのが柱だ。

同社は2023年から、ステークホルダーとのコミュニケーション強化を目的に同報告書を毎年発行している。今回の報告書では、本業であるゲーム・ブロックチェーン事業とESG戦略の一体化に向けた取り組みと、その進捗を重点的に示した。

重点課題の見直しでは、財務面への影響に加え、社会・環境への影響もあわせて評価する二重重要性評価を高度化した。そのうえで、ゲーム・ブロックチェーン企業の事業価値に直結する項目としてサービス品質管理を新たに追加。今後はサービスの安定運営、利用者保護、公正で安全なゲーム環境の整備を進める方針だ。

環境分野では、気候シナリオ分析を導入し、気候変動リスクへの対応を本格化した。国際標準シナリオに基づいて財務影響を分析し、対応体制を整備するとともに、2050年までの中長期目標も示した。

社会分野では、人権影響評価を実施し、洗い出した改善課題への対応を進めた。あわせて、全社フレックスタイム制度の導入や従業員満足度調査の実施など、労働環境の改善にも取り組んだ。

ガバナンス分野では、取締役会の実効性評価を定例化し、透明性と実効性の向上を図った。ISO 37001に基づく反腐敗・コンプライアンスリスク評価の実施や、全従業員を対象とした倫理教育の義務化を通じて、内部統制の強化も進めた。

Wemadeは、「今回の『持続可能経営報告書2025』には、宣言にとどまらないESGの取り組みとして、ゲームとブロックチェーンのエコシステム全体にESGを組み込んだ成果を盛り込んだ」とコメントした。そのうえで、「今後もゲーム・ブロックチェーン事業と連動する特化型のESG課題を継続的に発掘し、実行していくことで、責任あるグローバル企業としての役割を果たしていく」としている。

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