Mirae Asset Securitiesは29日、香港でグローバル投資プラットフォーム「MAPS(Mirae Asset Portfolio Service)」を立ち上げたと発表した。伝統資産とデジタル資産を単一のモバイルプラットフォーム上で取引できる点を特徴とし、今後は主要市場への展開拡大を目指す。
MAPSは、同社の次世代成長戦略「Mirae Asset 3.0」に基づく初のグローバル投資プラットフォーム。各国で培ってきたデジタルプラットフォームの運営ノウハウと技術力をもとに、グローバル投資家が1つのプラットフォームから多様な金融商品と市場にアクセスできるよう設計した。
同社はこれまで、韓国、インド、インドネシア、ベトナムなどの主要市場で、モバイル取引プラットフォームを通じて現地投資家向けに金融商品投資サービスを提供してきた。MAPSは、こうした各国展開の実績をグローバルな単一基盤へと広げる取り組みの第1弾と位置付ける。
最初の展開先に香港を選んだ。香港はグローバル資本市場を結ぶアジアの金融ハブであると同時に、デジタル資産関連制度の整備が迅速に進む市場でもあるためだ。
香港法人は今年4月、香港証券先物委員会(SFC)からデジタル資産の個人投資家向けライセンスの最終承認を取得した。これにより、香港の個人投資家向けにデジタル資産取引サービスを提供する基盤を整えた。
今後は、外国人個人投資家が韓国株に投資できる環境を整備するとともに、安定性や運営体制の検証を経て、サービスを段階的に高度化する方針だ。
さらにMAPSを通じて、米国、韓国、中国、シンガポールなど主要グローバル市場へ取引・投資サービスの対象を広げる計画としている。
同社関係者は「MAPSは『Mirae Asset 3.0』ビジョンを具体化する最初のグローバル投資プラットフォームだ。グローバル投資家が1つのプラットフォームで、より幅広い投資機会にアクセスできるようにしていく」とコメントした。