Blacklake Digital MarketsとNuva Labsは6月27日、2500万ドル(約38億円)規模の機関投資家向け住宅ローン債権について、Provenanceブロックチェーン上で組成から移転までを完了した。
The Blockによると、機関投資家向けの住宅ローン融資を一連の流れとしてブロックチェーン上で処理した初の事例だという。
両社は、個々の住宅ローン融資をブロックチェーン上の固有のデジタル資産として記録する手法を採用した。これらの資産を束ねて担保として活用し、投資家は住宅ローン債権から生じる収益を受け取る仕組みだ。融資関連の情報は、許可を受けたパートナーのみが閲覧できるとしている。
従来は、住宅ローンプールの審査に当たり、一部サンプルを抽出して確認する手法が一般的だった。これに対し今回の方式では、プール内の全融資が基準を満たしているかを、ブロックチェーン上で直接検証できるという。借り手の個人情報を開示する必要はない。
BlacklakeのCEO、アル・クレシ氏は「投資家は他者の説明をうのみにする必要はなく、自ら確認できる」と述べた。
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