写真=onsemi

onsemiは26日、Synapticsを約70億ドルで買収すると発表した。買収は全額株式交換で実施し、エッジAIとフィジカルAI分野での事業拡大を加速する。

取引条件は、Synapticsの株主に対し、保有するSynaptics株1株当たりonsemi株1.35株を交付する内容。買収手続きは規制当局の承認を経て、2027年半ばに完了する見通しだ。

onsemiは今回の買収を通じ、自社の半導体にSynapticsの接続技術とソフトウェアプラットフォームを組み合わせる方針。これにより、AIを搭載した各種システム向け需要の取り込みを狙う。

onsemiは電力半導体やセンシングデバイスに強みを持つ一方、これまでクラウド中心のAI普及による恩恵は限定的だった。このため、端末側で処理するエッジAIを新たな成長機会と位置付けている。

Synapticsは、ノートPC向けタッチパッドやタッチスクリーン技術、ディスプレイドライバーのほか、人感検知、スマートフォン向け指紋認証スキャナー、車載・スマートホーム向けの映像技術や遠距離音声技術を手掛けてきた。onsemiは、こうした技術がロボットやドローン、自動運転車などフィジカルAI分野で活用できるとみている。

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