KTは10月2日、忠清圏企業のAX(AIトランスフォーメーション)支援を強化すると発表した。9月30日には大田の忠南大学で「KT AXツアー2026 in 忠清」を開催し、MicrosoftやAWS、Databricksなどとともに、製造業や防衛産業向けの活用事例を紹介した。
同イベントは、KTが忠南大学、スマート製造革新協会と共同で実施した。KTのほか、Microsoft Korea、AWS Korea、Databricks Korea、KT Cloudが参加。大田、世宗、忠清南道、忠清北道の企業や機関から約150人が出席し、忠南大学、韓国交通研究院、Satrec Initiativeの関係者も参加した。
会場では計7つのセッションを通じて、AI、AIエージェント、クラウド、データ技術の業種別活用事例を共有した。忠清圏の主要産業である製造業や防衛産業を念頭に、AX導入の具体策も示した。
KTは、製造現場におけるAX適用事例に加え、各社のシステムや業務環境に応じて提供する「KT Cloudflex(Cloudflex)」の導入事例を紹介した。Microsoft Koreaは製造業の生産性向上に向けたAI活用戦略を、AWS Koreaは防衛産業におけるクラウド移行の事例をそれぞれ説明した。KTと各パートナー企業は、参加企業を対象に1対1の個別相談にも対応した。
KTは京畿、釜山に続き、忠清でも地域産業の特性に合わせたAXプログラムを拡充する。今後も地域企業との接点拡大を進める方針だ。
KTのパク・サンウォンAX事業部門長(専務)は「企業ごとに保有するデータやシステム、解決すべき現場課題は異なる。それぞれの環境に合ったAXの進め方が重要だ」と述べた。そのうえで「多様なパートナーとともに実効性のあるAX課題を見極め、実行につながるよう支援していく」と強調した。