ソウル大学で開かれた「K-AIネットワーク競争力強化」事業の発足式。写真=NIA

韓国知能情報社会振興院(NIA)と科学技術情報通信部は10月2日、大学キャンパスを活用したAI-RANの実証事業を進めると発表した。ソウル大学、韓国科学技術院(KAIST)、延世大学の3大学に国産機器・ソリューションによる実証環境を整備し、RANの性能や相互運用性を2027年12月まで検証する。

両機関は1日、ソウル大学で「K-AIネットワーク競争力強化」事業の発足式を開いた。

中核事業である「キャンパスAIネットワーク実証」には、今年の政府資金として22億ウォン(約2億3000万円)を投入する。Newgensが主幹企業を務め、ソウル大学、KAIST、延世大学、HFRが参加する。

コンソーシアムは3大学のキャンパスにAI-RANの実証環境を構築する。各大学は国家研究試験網「KOREN」で接続し、RANの性能や相互運用性を検証するほか、フィジカルAIやロボットサービスの実証にも取り組む。

大学ごとの実証内容も明らかにした。ソウル大学では、AIホログラムを活用したキャンパス統合案内サービスを検証する。KAISTでは、自律走行ロボットを活用した移動・配送サービスを試す。延世大学では、マルチモーダル四足歩行ロボットを用い、屋内での自律巡回や同行案内サービスを実証する。

NIAとソウル大学ロボティクス国家研究所は同日、「AI-RAN×フィジカルAI協力ビジョン」を宣言した。政府は今回の事業を通じて、AIでネットワーク性能を最適化する「AI-for-RAN」と、ネットワーク上でAIサービスを実装する「AI-on-RAN」の実証モデルを確立する計画だ。

キム・ヒョンチョルNIA院長は「大学の研究力と産業界の技術力を結び付け、国産AI-RANの競争力を高める。キャンパスで蓄積した実証成果が、幅広い産業分野や海外市場へ展開していくよう支援する」と述べた。

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