Shiba Inu(SHIB)は主要な支持線近辺で値動きが収れんしており、下落トレンドラインを上抜ければ約26%の上昇余地があるとの見方が出ている。短期的には、0.00000550ドル台の支持を維持できるかが焦点となる。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが9月29日(現地時間)に報じたところによると、暗号資産トレーダーのSHIB Knightは、SHIBの3時間足チャートについて、主要支持線の上で収れんが進んでおり、下落トレンドライン上限を突破できるかが次の方向感を左右するとの見方を示した。
足元のSHIBは、下値支持線と上値の下落トレンドラインに挟まれたレンジで推移しており、値幅は徐々に狭まっている。上放れに先立って、0.00000575ドルまで下押しする可能性も指摘されている。
SHIB Knightは、下落トレンドラインを明確に上抜けた場合、0.00000720〜0.00000730ドルのレンジまで約26%上昇する可能性があると分析した。まずは支持線を維持し、そのうえでトレンドラインを突破することが必要で、条件がそろえば上昇ペースが加速する可能性があるとしている。
SHIBはこの日、24時間で3.17%上昇し、0.00000589ドルを付けた。前日の下落後は0.00000550ドル近辺で下げ止まり、反発した。短期の値動きでは、0.00000550ドル台の維持とトレンドライン突破の両方が重要なポイントとなっている。
市場全体では、アルトコインへの資金シフトの兆しも出ている。Glassnodeは、現物市場のトレーダーがビットコインよりもアルトコインに目を向けていると指摘した。アルトコインの現物取引高はビットコインの約4倍に近づいており、2025年9月以降で最高水準だという。Glassnodeは、こうしたリスク資産への需要拡大が、過去にはビットコインの短期的な高値局面と重なった例があるとみている。
オンチェーン指標も同様の傾向を示している。CryptoQuantは、アルトコインがより重要な局面に入る可能性があると分析した。アルトコインの時価総額を示すTotal2指標には、2026年6月以降で3710億ドル超の資金が流入し、数カ月で45%増加したという。特定銘柄ではなく、アルトコイン市場全体に資金流入が広がっていることを示す動きといえる。
Binance上場アルトコインのテクニカルにも改善が見られる。8月時点では、Binanceに上場するアルトコインの80%が200日移動平均線を下回って推移していたが、現在この水準を下回る銘柄は13%にとどまる。投資家がアルトコイン全体のトレンド回復をより強く織り込み始めている格好だ。
こうした環境下で、SHIBは個別チャートの改善余地と市場全体の資金フローが重なる局面にある。ただ、短期の上昇シナリオを維持するには、0.00000550ドル台で確認された支持を保ち、そのうえで下落トレンドラインを上抜けることが前提となる。方向感が定まるまでは、狭いレンジ内で値動きが荒くなる展開にも注意が必要だ。
SHIB Knightは「SHIBの3時間足は支持線のすぐ上で圧縮が進んでいる。ブレイクすれば0.00000720〜0.00000730ドルに向けた26%の上昇が視野に入る。支持線を維持し、トレンドラインを上抜ければ、その後の動きは速い」との見方を示した。