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XRP Ledgerで1日当たりの決済件数が114万件を超え、直近30日平均を大きく上回った。9月に入ってからは100万件超の日が複数回確認されており、ネットワーク利用の活発化が続いている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが28日に報じた。XRPSCANの集計によると、XRP Ledgerの30日平均の決済件数は約88万7600件。これに対し27日は114万3754件を記録した。

同日のネットワーク指標も高水準だった。総取引件数は約270万件、アクティブアカウント数は1万7800件、決済総額は4億ドル近くに達した。

今回の増加は一時的な変動にとどまらない可能性がある。9月のXRP Ledgerでは、100万件を超える決済件数が複数回観測されており、取引件数やアクティブアカウント数、決済総額も高水準を維持している。U.Todayは、特定の単一要因による急増というより、9月を通じた利用拡大の流れを反映した動きだと伝えた。

もっとも、決済件数の増加をそのまま利用者数の増加とみることはできない。XRP Ledgerにおける「決済」はXRPの送付に限らず、ステーブルコインなどの発行資産や他のトークンの移転にも使われる。このため、自動化されたサービスや取引所の基盤、各種アプリケーションが大量の個別決済を発生させる可能性がある。

背景の一つとして、XRP Ledger上の流動性基盤の拡大も指摘されている。XRPSCANによると、自動マーケットメーカー(AMM)のプール数は約3万1200まで増加した。決済データだけで急増の正確な要因を特定するのは難しいものの、オンチェーン流動性や資産活動の拡大が、エコシステム全体の取引増につながっている可能性がある。

一方、ネットワーク活動が活発な一方で、XRPの短期的な値動きにはなお不透明感が残る。XRPは9月の下落レジスタンスラインを上抜けた後、1.28ドル前後から1.60ドル超まで上昇。その後は1.49ドル前後まで調整し、短期的な上昇モメンタムの鈍化を示した。

目先では1.45〜1.50ドルのレンジが重要な水準とみられている。この水準を維持できれば上昇基調が続き、1.55〜1.60ドルを再び試す可能性がある。1.60ドルを回復した場合は、直近高値の1.65ドルも視野に入る。

逆に1.45ドルを下回れば、1.40ドルまで下落した後、1.35〜1.37ドルの移動平均線が位置するサポート帯まで下押しされる可能性がある。XRP Ledgerの活動はなお高水準にあるものの、市場では単日の114万件という記録そのものより、こうした高い活動水準が持続するかどうかが重要だとの見方も出ている。

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