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XRPは、BTC建て4時間足で短期のゴールデンクロスを示現したものの、その後は上値の重さが意識されている。対ドルでも強気シグナルが重なる一方、足元では利益確定売りも出ており、市場の焦点は1.60ドル近辺を明確に上抜けられるかに移っている。

26日、ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、XRP/BTCチャートでは50移動平均線が200移動平均線を上抜いた。一般に短期的な強気サインと受け止められる動きだが、市場の反応は鈍かった。

実際、XRP/BTCの4時間足では、ゴールデンクロス後に陰線が6本連続で出現した。強気シグナルが点灯した直後に売りが優勢となり、相場の勢いは続かなかった格好だ。

もっとも、BTCに対する相対的な強さが崩れたとは言い切れない。XRPは9月16日以降、BTC建てで上昇基調を維持しており、4時間足、日足ともに50移動平均線と200移動平均線を上回って推移している。

対ドルでも、足元では強気材料が重なっている。XRPは25日に1.65ドルまで上昇し、この過程で2026年に入って初の日足ゴールデンクロスを形成した。あわせて、10万ドル以上の大口取引は1917件と約1カ月で最高水準となり、新規XRPウォレットも3647件まで増加した。Bitwiseが18日に米証券取引委員会(SEC)へXRP現物ETFの登録書類の修正版を提出した後、XRPは4日続伸した。

一方、短期的には利益確定売りも確認されている。XRPは24時間で1.19%下落し、1.52ドルとなった。前の局面では1.62ドルまで上昇したが、その後は上げ幅の一部を失った。

市場では、1.60ドル近辺を主要なレジスタンスとみる向きが多い。暗号資産アナリストのアリは、URPD指標上、1.60ドルまでは大きな抵抗が限られる一方、この水準では過去に約25億XRPが取引されており、利益確定売りが出やすいと指摘した。1.60ドル前後が短期的な分岐点になるとの見方だ。

テクニカル面でも1.60ドルは重要水準とされる。XRPの日足チャートでは、大型の逆ヘッド・アンド・ショルダーで右肩の形成を終えたとの見方が出ている。ネックラインを明確に突破できればパターン完成となり、その後は2ドル方向への上昇余地が開く可能性がある。

オンチェーン指標は、下値リスクが限定的である可能性も示している。XRPの365日MVRVは、価格が反発した後もマイナス11.75だった。これは、過去1年以内に参入した投資家の多くがなお含み損圏にあることを示す。この点だけをみれば、短期的な過熱感よりも、なお回復余地が残っていると受け止められる。

クジラの動きも続いている。直近5日間で、クジラは4億7000万XRP超を買い増しており、金額ベースでは約7億2400万ドルに達した。大口保有者が次の値動きを見据えて保有比率を引き上げていることから、短期的な調整局面でも需給は底堅さを保っている。

XRPを巡っては、BTC建てでのゴールデンクロス、対ドルでの強気転換、クジラの買い集め、現物ETFへの期待が同時に意識されている。ただ、1.60ドル近辺では上値の重さがなお残り、利益確定売りも出やすい。相場の次の方向性は、節目を明確に突破できるかどうかにかかっている。

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