Akamai TechnologiesはAnthropicと、7年間で116億ドル(約1兆7400億円)規模の計算資源供給契約を締結した。発表を受け、Akamaiの株価は時間外取引で20%超上昇した。
米SiliconANGLEが24日(現地時間)に報じたところによると、契約はCPU主体のワークロードを対象とする。Akamaiは、世界数千カ所に展開する分散型クラウド基盤「Akamai Cloud」を通じて、Anthropicに計算資源を提供する。
Anthropicは最大90億ドル(約1兆3500億円)分を追加で確保できる。この権利を行使した場合、契約総額は約200億ドル(3兆円)に拡大する。
あわせてAnthropicは、Akamaiの普通株最大約5%に転換可能な新株予約権(ワラント)も受け取った。
Akamaiの共同創業者兼CEO、トム・レイトン氏は、Anthropicが大規模AIインフラの構築・運営能力を評価し、Akamaiを選んだと強調した。
両社の協業は今回が初めてではない。Akamaiは5月の第1四半期決算発表で、社名非公表のフロンティアモデル企業と、7年間で18億ドル(約2700億円)規模の契約を結んだと明らかにしていた。Bloombergは翌日、この顧客がAnthropicだと報じた。
Anthropicは今年に入り、複数の企業と組んで計算資源の確保を進めている。7月にはTeraWulfと20年のリース契約を結び、ケンタッキー州ホースビルのデータセンターで約401メガワットを確保した。6月にはMicronとメモリおよびストレージの供給契約を締結している。