Microsoft(写真=Shutterstock)

Microsoftが、AI対応PCを示す「Copilot+ PC」ブランドの運用を実質的に打ち切ったもようだ。新たに発表したSurfaceの新製品は要件を満たしているものの、この呼称は採用していない。AI機能の標準搭載が進み、独自ブランドとしての役割が薄れてきたとの見方も出ている。

米The Vergeが25日(米国時間)に報じたところによると、Microsoftが最近発表した12インチのSurface Proと13インチのSurface Laptopは、「Copilot+ PC」のシステム要件を満たしている。それにもかかわらず、同社は製品名や訴求上で「Copilot+ PC」のブランド名を使っていないという。

Surfaceの法人向け事業を率いるMicrosoftの副社長、ブレット・オストロム氏は新製品について、「これらをCopilot+ PCとは呼ばない」と説明した。Qualcommでコンピュート・ゲーミング部門のシニアバイスプレジデントを務めるケダール・コンダップ氏も、同等の体験を提供するPCについて、今後は「Copilot+ PC」のブランディングが使われなくなるとの見方を示した。

「Copilot+ PC」は、AI対応を前面に打ち出したWindows PCの呼称として導入された。ただ、2024年以降はPCのAI対応が広がり、基本的なAIハードウェアは事実上の標準装備になりつつある。このため、専用ブランドで製品群を切り分ける必要性は薄れていたとの評価もある。

代表機能として訴求してきた「Recall」についても、期待したほどの反響は得られなかったようだ。

The Vergeによると、Microsoftの主力ハードウェアには今後、NVIDIAのチップが搭載される見通しだ。Microsoftは10月7日、「ローカルAIがPCの未来をどう形作るか」をテーマにイベントを開く予定で、The Vergeはこの場で「Copilot+ PC」に代わる新ブランドが打ち出される可能性があると伝えている。

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