YouTubeは23日(現地時間)、コメント機能の強化に加え、クリエイターの収益化を後押しする新機能を発表した。米TechCrunchによると、同日開催した「Made on YouTube」で、GIF返信、テレビ向けの音声コメント投稿、メンバー限定コミュニティなどを披露した。
新たに、ユーザーはコメントにGIFで返信できるようになる。テレビでYouTubeを視聴している最中でも、リモコン入力ではなく音声でコメントを投稿できる機能も導入する。
クリエイター向けのコメント管理機能も見直す。YouTubeは既存のコメントフィルターとは別に、クリエイターごとに細かく調整できるコメント管理機能を試験提供する。コメントが大量に流れるライブ配信のような場面を想定しているが、具体的な仕組みは明らかにしていない。
チャンネルメンバーシップも拡張する。メンバー限定コミュニティを追加し、会員は投稿を共有したり、コアファン同士で交流したりできるようになる。視聴者が自分の関心に合ったメンバーシップを見つけやすくするため、新設する「チャンネルメンバーシップ」ページにはコミュニティもあわせて表示する予定だ。
ファンの参加を収益化につなげる仕組みも拡充する。小規模クリエイターの動画を他ユーザーに推薦し、ファンのランキングを表示できる「Hype」には、「Hype with Jewels」を追加する。これまでは週3回まで無料でHypeできたが、今後はデジタル通貨「Jewels」を購入することで、Hypeの実行回数を増やせるようにする。YouTubeによると、これまでに7500万本超のユニーク動画に対して、10億回以上のHypeが実行された。ファンのアカウント名は、動画の説明欄に恒久的に表示される。
動画共有向けのダイレクトメッセージ機能は、今後数カ月以内にグループチャットに対応する。会話の中で短い動画をその場で撮影し、共有することも可能になる。
YouTubeはこのほか、A/Bテスト、ライブ吹き替え、AI支援の動画編集など、クリエイター向けの各種機能もあわせて発表した。