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XRP Ledger(XRPL)で取引手数料としてバーンされたXRPが急増した。一方で、取引件数や決済件数などの主要指標はそろって減少しており、市場では単純なネットワーク活況というより、オンチェーン活動の構成に変化が生じている可能性に注目が集まっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが20日(現地時間)に伝えたところによると、直近のXRPLデータでは、手数料としてバーンされたXRPは771.7XRPとなり、前の比較期間に比べ84.3%増加した。

もっとも、この規模はXRPの総供給量と比べればなお限定的だ。XRPLではすべての取引手数料がバリデーターに支払われるのではなく、恒久的にバーンされる仕組みとなっているため、取引が発生するたびに流通量はわずかに減少する。U.Todayも、今回の増加をそのまま大きな供給ショックとみるべきではないと指摘している。

注目されているのは、バーン量の増加とネットワーク指標の減少が同時に起きた点だ。正常に処理された取引は160万件で6.5%減、総トランザクション数は220万件で5.6%減った。決済件数も約75万9200件と、7%減少した。

取引や決済が全般に減少するなかでバーン量だけが増えたことで、ネットワーク全体の処理量が増えたというより、1件当たりの手数料負担が大きくなった可能性が意識されている。市場の関心も、バーン量そのものより、この乖離に向かっている。

相場面では、XRPがチャート上の重要局面を迎えている。足元では1.38ドル前後で推移しており、8月高値以降に形成された下降トレンドラインの直下に位置する。心理的節目の1.40ドルとこのトレンドラインが重なるため、短期的な上値の分岐点とみられている。

1.40〜1.42ドルを明確に上抜ければ、直近で続いていた高値・安値の切り下げパターンが崩れる可能性がある。その場合は1.45ドル、続いて1.50〜1.52ドルを試す展開も視野に入る。一方、下値の支持帯は1.34〜1.35ドルで、これを割り込めば1.28〜1.30ドルが次の下値メドとなる。

今回のバーン急増だけをもって、XRPの希少性上昇や価格押し上げ要因と断定するのは難しい。ただ、取引と決済が弱含む局面で手数料バーンが急増したことは、XRPLのオンチェーン活動に無視できない変化が生じている可能性を示している。こうした変化が、XRPの下降トレンドラインの攻防と重なっている点が、足元の注目材料となっている。

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