画像提供:Hancom

Hancomは9月14日、独自のエージェンティックOSを基盤にしたAIワークフォースプラットフォーム「Nomadian」を発表した。Webブラウザで利用できるSaaSとして提供し、12月に米国でβ版を先行公開する。正式版は2027年に定額課金モデルで提供する予定だ。

Nomadianは、AIエージェントを組み合わせて業務チームを編成・運用できるようにするサービスだ。職務単位で構成するAIチーム、作業の進捗を可視化する3Dオフィス、最終承認は人が担う設計を柱に開発を進めているという。

ユーザーはNomadian上で、データアナリストやコンテンツマーケター、メールマーケターといった役割のAIエージェントを選び、必要なチームを組成できる。各職種に応じた業務ツールも連携される。必要な役割のエージェントがなければ、自作して配置することも可能だ。ユーザーが1行で指示を出すと、Nomadianがタスクを分解し、AIチーム内の各エージェントに割り振る。

AIエージェントの作業プロセスは、3D仮想オフィス「Room」で確認できる。各エージェントはキャラクターとして表示され、誰がどのツールを使い、どこまで作業を進めたのか、成果物がどこに引き継がれたのかを把握できるという。

Roomは、ブランドガイドや業務ルールを記憶する設計で、都度同じ指示を繰り返す必要がないとしている。Hancomは、結果だけを返す一般的な対話型AIとの差別化要素になると説明している。

Hancomのキム・ヨンス代表は「米国では、従業員を雇用せずに事業を運営する事業者が3000万人を超える」とした上で、「Nomadianは単なる業務ツールではなく、ともに働くAI人材とチームを提供するサービスだ」と述べた。

その上で「Nomadianは、36年にわたり蓄積してきた文書関連の基盤技術と独自のエージェンティックOSを組み合わせたからこそ実現できた製品だ」と説明。「個人がそのまま企業になる市場を切り開き、グローバルAIワークフォース市場の基準を打ち立てる」と強調した。

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