Snowflakeは7月29日、AIエージェントの安全な相互運用を支える複数のAIセキュリティ技術を発表した。このうち「Cortex AI Gateway」はパブリックプレビューとして公開予定で、企業におけるAIエージェントのセキュリティ強化と、利用コストの一元的な可視化・統制を担う。
Cortex AI Gatewayは、Snowflake CoWorkやSnowflake CoCoに加え、Claude CodeやCursorなど外部プラットフォーム上で開発されたサードパーティ製AIエージェントについても、一元的に制御し、オーケストレーションし、管理できるようにする。
同製品は、Snowflakeが5月に買収したNatomaの技術を基盤とする。Natomaのエンタープライズ向けMCPプラットフォームの機能をSnowflakeのプラットフォームに直接統合し、エンタープライズ向けの安全なエージェント相互運用性を支える。
Snowflakeの最高セキュリティ・トラスト責任者(CSTO)、マヤンク・ウパダイヤイ氏は、「エンタープライズAIの重心は、データの相互運用性から、異なるプラットフォーム上のエージェントがデータにアクセスし、ツールを呼び出し、ユーザーに代わって業務を実行することを支える『エージェント相互運用性』へと移りつつある。セキュリティは、この転換の中核でなければならない」と述べた。
その上で同氏は、「Snowflakeは、本番環境でAIの相互運用性を安全に実装するために必要な可視性、ガバナンス、統制機能を提供する。エージェンティック・エンタープライズの未来は、閉じたエージェントのエコシステムだけでは実現できない。Snowflakeは、企業が安全に業務を進めるための信頼できる制御プラットフォームだ」と強調した。