Tesla Cybertruck(写真=Tesla)

Teslaの電動ピックアップトラック「Cybertruck」の2026年7〜9月期の納車台数は、約7000〜8000台だった可能性がある。Teslaが開示した「その他モデル」の実績を基にした推計で、当初示されていた量産目標との開きが改めて意識されている。

Electrekが7日付で報じたところによると、Teslaの7〜9月期における「その他モデル」の納車台数は8295台だった。前年同期の1万5933台から48%減り、2021年以降の最低水準となった。生産台数も7004台と、前年同期の1万1624台から40%減少した。

TeslaはCybertruckの販売台数を個別に公表していない。Model SとModel Xの生産は4月に終了しており、現在の「その他モデル」にはCybertruck、Semiに加え、在庫分のModel S・Xなどが含まれるとみられる。

Electrekは、Model S・Xの在庫分と、なお量産立ち上げ段階にあるSemiを除いて考えると、7〜9月期のCybertruck納車台数は約7000〜8000台だった可能性が高いと分析した。もっとも、これはTeslaが確認した数字ではない。

この推計を難しくしているのがCybercabの扱いだ。Teslaは第2四半期にテキサス工場でCybercabの生産を始めたが、自社ロボタクシー向け車両を生産・納車統計にどう計上しているかは明らかにしていない。このため、「その他モデル」の生産7004台をそのままCybertruckの生産台数とみなすことはできない。

仮にCybertruckの販売が8000台だった場合、年率換算では約3万2000台となる。報道で言及された当初の年25万台計画の約13%に相当し、Teslaが開示している年間設備ベース生産能力12万5000台超と比べても、約4分の1にとどまる。ただしTeslaは、設備ベース生産能力は実際の生産量を示すものではないと説明している。

Cybertruckは米国の電動ピックアップ市場で引き続き上位を維持している。一方で、今後Semiの生産拡大が本格化すれば、「その他モデル」の数値だけからCybertruckの販売動向を推し量ることは、さらに難しくなりそうだ。

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