画像=9to5Mac

Appleは、iOS 27.2ベータ3を開発者向けに公開した。Apple Musicの新ロゴ反映のほか、メッセージアプリの新たな管理機能、各種UIの見直しなどが盛り込まれている。米ITメディアの9to5Macが10月6日(現地時間)に報じた。

今回のベータ3は、ベータ2の公開から約2週間で提供された。月末の正式版配信に先立ち、パブリックベータも提供されている。

目立つ変更の1つは、Apple Musicのブランド刷新だ。Appleは先月、「Apple Music Hall」の発表時に新ロゴを予告しており、iOS 27.2ベータ3でその反映が始まった。

新ロゴでは、従来より太めの書体を採用し、「music」の「m」を小文字表記に変更した。登録画面にも同じデザインが適用されている。

メッセージアプリでは、「推奨アクション」の管理機能に関する記述がコード内で見つかった。「カレンダーに追加」といった推奨アクションを、ユーザーがより細かく制御できる設定が含まれていたという。

対象はカレンダー、リマインダー、メモ、マップなどアプリ別になる見通しで、それぞれの推奨アクションを無効化できるようにする可能性がある。ただ、現時点では機能は有効化されておらず、正式版までに削除される可能性もある。

Apple Booksでも一部デザインが変更された。新ベータでは、リキッドグラスを巡るデザイン調整が反映されたほか、読書の進行状況を示す新しい進行バーも追加された。機能拡張より、見た目の微調整が中心となっている。

macOS 27.2ベータ3では、タッチ操作対応を示唆する要素がさらに増えた。Appleについては、早ければ今月中にもタッチスクリーン搭載MacBook Proの投入が予想されており、新ベータでもそれを意識したmacOSの最適化が進んでいる可能性がある。

複数の標準アプリには「ジェスチャー認識ツール」が追加され、Dockには長押し時の新たなアニメーションも確認された。Mac製品群の変化とあわせ、macOSのインタフェースが操作手段の拡張を見据えて調整されていることをうかがわせる。

このほか、コード上では近くのスマートホームアクセサリの操作をDynamic Islandに表示できる可能性を示す文言も確認された。

設定アプリとiOS全体では、バッテリーアイコンも小幅に再設計された。Apple FitnessとApple TVアプリには、新しい起動画面も追加されている。

今回のベータは、大規模な新機能の追加というより、インタフェースの調整と今後の機能実装に向けた準備の色合いが濃い。とりわけ、メッセージアプリの推奨アクション管理、スマートホーム機器とDynamic Islandの連携、macOSのジェスチャー認識機能は、次のユーザー体験を見据えた試験的な動きとして注目されそうだ。

月末の正式版で、これらの要素のうち何が維持され、何が見送られるのかが焦点となる。

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