オ・テソク宇宙航空庁長官。写真=宇宙航空庁

宇宙航空庁は10月7日、国産ロケット「Nuri(KSLV-II)」5号機の打ち上げに成功したと発表した。今回は過去最多となる15機の衛星を搭載し、NeonSat 5機とキューブ衛星10機をすべて分離した。

オ・テソク宇宙航空庁長官は同日午後2時、全羅南道高興のナロ宇宙センターで記者会見し、Nuri 5号機の打ち上げ成功を明らかにした。Nuriは同日午前0時25分に第2発射台から離陸し、約20分間飛行した。

飛行中には、1段、フェアリング、2段を順次分離。その後は3段エンジンで上昇を続け、高度約575キロメートルで衛星分離シーケンスに入った。

主衛星の「NeonSat」2号は、離陸から約13分30秒後に分離された。続いて3~6号を35~40秒間隔で順次分離し、その後はキューブ衛星10機を約10秒間隔で2機ずつ放出した。

最後のキューブ衛星は、離陸から約17分15秒後に分離された。上段はその後、衛星との衝突回避に向けた後続手順を実施し、離陸から約19分45秒で飛行を終えた。

今回の打ち上げの焦点は、同じ観測任務を担うNeonSat 5機を1回の打ち上げで順次配置する点にあった。衛星同士の衝突を防ぐため、Nuri 3段の姿勢を変えながら異なる方向へ分離したほか、分離時の衝撃を抑える衛星分離装置も新たに適用した。

NeonSatは、安全保障や山火事、洪水などの災害対応に活用する地上画像を撮影する。併載したキューブ衛星は、国産素子・部品の宇宙環境性能の検証、宇宙環境観測、海流監視などの任務を担う。

宇宙航空庁は2027年後半のNuri 6回目の打ち上げでNeonSat 5機を追加投入し、計10機の群運用体制を構築する計画だ。体制の構築後は、朝鮮半島を1日3回以上撮影できるようになるとしている。

打ち上げ後は、各衛星との初期交信と状態確認を進める。衛星が正常に分離されたか、軌道上で正常に作動しているかは今後確認する。主衛星NeonSatの初期交信結果は、同日午後4時30分ごろに発表する予定だという。

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