Solana Foundationは、金融機関向けのオープンソース決済プログラム「Solana DvP」を公開した。資産移転と代金決済を一つのトランザクションで同時に処理し、証券決済にかかる時間を従来の1~2日から数秒に短縮する。
Cointelegraphが10月6日付で報じた。
Solana DvPは、Solana上でDvPの実行を支援する仕組みだ。資産の受け渡しと代金決済を単一トランザクションとして処理することで、どちらか一方だけが実行される事態を防ぐ設計を採用した。
提供形態はオープンソースのAPI。金融機関は独自にスマートコントラクトを開発しなくても、この仕組みを再利用できるとしている。
開発にあたっては、JP Morganが機関投資家向け決済の慣行や要件について意見を提供した。JP Morganの市場部門でデジタル資産を担当するロデル・ドスーザ氏は、こうした決済標準について、機関投資家の市場参加者が決済リスクやカウンターパーティーエクスポージャーを抑えつつ大規模な取引を行うために必要な基盤インフラだと述べた。
ブロックチェーンを活用した決済高度化の取り組みは広がっている。2025年6月には、Chainlink、JP MorganのKinexys、Ondo Financeが、Ondoのトークン化された米国債ファンドとKinexysを通じた決済を連携させるクロスチェーンDvPの実証事業を完了した。
またPaywardは10月5日、Singapore Gulf Bankと協力し、アジアとガルフ地域の一部機関顧客を対象に、米ドル決済を24時間365日体制で支援する方針を示した。