Tesla Model 3の車内(運転席) 写真=Tesla

Teslaは10月2日、米国、プエルトリコ、メキシコで販売するModel 3の全グレードに16インチの中央タッチスクリーンを採用した。中国市場で同様の変更を反映したのに続く動きで、価格は据え置いたまま、一部グレードでは航続距離や加速性能も改善した。

EVメディアのElectrekによると、Teslaは中国市場への適用翌日に、今回の変更を米国など一部の北米市場にも広げた。Model 3のセンターディスプレイは従来の15.4インチから16インチに拡大。エントリーの後輪駆動(RWD)モデルにも同じ画面を搭載し、開始価格は3万6990ドルを維持した。

デュアルモーター車では性能面の見直しも行った。Model 3 Performanceはブラックのヘッドライナーを追加し、米国環境保護庁(EPA)基準の推定航続距離は309マイルから316マイルに伸びた。最高出力は528馬力で、0-60mph加速は2.9秒のまま変わらない。

Model 3 Premium AWDは、0-60mph加速が4.2秒から3.8秒に短縮した。航続距離は346マイルとしている。

Teslaは、出力や航続距離の改善がどの変更によるものかは説明していない。すでに納車した車両にも同様の改善を適用するかどうかも明らかにしていない。価格は据え置きで、Model 3が3万6990ドル、Premium RWDが4万2490ドル、Premium AWDが4万7490ドル、Performanceが5万4990ドル。

一方、今回の更新でも米国向けModel 3への車外給電(V2L)機能の搭載は見送られた。中国ではすべてのModel 3がアダプター経由で2.2kWの交流電力を外部に供給できるが、米国で同機能を利用できるのはModel Y Premium、Model Y Performance、Cybertruckに限られる。

また、中国で追加されたライトグレーのインテリアオプションも米国向けには用意されなかった。米国の購入者が選べる内装色は引き続きブラック、またはブラック&ホワイトのみで、ブラックのヘッドライナーはPerformanceにのみ設定する。なお、カナダは今回の変更対象に含まれておらず、同国で販売するModel 3は引き続き15.4インチの画面を搭載する。

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