Miracom I&Cは10月2日、中小企業技術情報振興院が進める「2026相生型AX先導モデル構築支援事業」に関連し、参画企業、中小企業技術情報振興院、韓国標準協会と業務協約(MOU)を締結したと発表した。これを受け、同社は製造AX・RXプロジェクトを本格的に始動する。
同事業は、中小ベンチャー企業部の主導の下、大企業の製造革新ノウハウを活用して中小製造企業のAX転換を支援する取り組みだという。
Miracom I&Cはこの事業を通じ、製造企業6社を対象に製造AIモデルの構築と現場実証を進める。まずはSoulbrain、Hana Micron、Magnachip Semiconductor、Samsong、Kumho Tireの5社向けプロジェクトから順次着手し、残る1社についても協約手続きを経て推進する計画だ。
同社は、導入企業ごとの製造環境やデータ特性を反映したAI先導モデルを構築する。主な取り組みとして、データ収集基盤の整備、システム統合、AIモデルの適用、AIエンジニアリングサービスの導入、AIを活用した予測型物流運営体制の構築、ヒューマノイドロボットの適用などを進める。
あわせて、AIを基盤に生産計画の最適化、歩留まり異常の検知と原因分析、品質モデルを活用した不良の早期検知体制の構築にも取り組む。
アン・デジュン代表は「今回の協約は、28年にわたり製造現場で蓄積してきたMES構築の経験と自動化のノウハウを、製造AXとRXへ広げる本格的な出発点だ」とコメント。「AI技術を製造現場の生産性向上と品質改善に結び付け、導入企業が実感できる成果を生み出していく」と述べた。