Cardano(ADA)の相場改善には、0.34ドルを含む4つの主要な抵抗線の突破が必要との見方が出ている。ブロックチェーンメディア「Decrypt」が28日(現地時間)、Bitmain Mining創業者のジアニス・アンドレウ氏の見解として報じた。
アンドレウ氏は、ADAが0.34ドルを奪回するまでは、明確な上昇モメンタムは確認しにくいと指摘した。
同氏によると、Cardanoは週末に心理的節目とされる0.25ドルを下回り、直近の上昇分の一部を失った。他のアルトコインが主要な価格帯の回復を試すなか、ADAは最初の主要な上値抵抗線である0.34ドルをなお下回って推移しているという。
さらに上値抵抗線として、0.74ドル、0.95ドル、1.20ドルを挙げた。仮に反発しても、各水準で売り圧力が強まりやすく、0.34ドルを上抜けたとしても、そのまま回復基調が続くとは限らないとの見方だ。
週足チャートの分析時点で、ADAは0.2574ドルと、0.34ドルを32.09%下回っていた。その後、週末には一時0.2643ドルまで戻したものの、記事作成時点では0.2434ドルまで下落した。
0.2434ドルから0.34ドルに到達するには、約40%の上昇が必要になる。1.20ドルを回復するには、現在値から394%の上昇が求められる計算だ。
アンドレウ氏は下値リスクにも言及した。Cardanoが0.34ドルを回復できなければ、今後2年間で大幅に下落する可能性があるとした。
一方で、最終的に強気へ転じる余地は残るとも述べており、当面はより明確な値動きが確認されるまで慎重な見方を崩していない。
市場ではADA保有者の見方も分かれている。直近安値の0.14ドルから持ち直してきた点を評価する声がある一方、他のアルトコインと比べて戻りが鈍いとの懸念も出ている。
ADAの時価総額は現在、90億4000万ドルで、暗号資産市場では14位。最後に1ドルを上回って取引されたのは2025年8月だった。
また、Cardano創業者のチャールズ・ホスキンソン氏は以前、ADAが年末までに暗号資産の時価総額上位10位に復帰するとの見通しを示していた。現在10位のハイパーリキッドの時価総額は約223億4000万ドルで、Cardanoが現在の流通量を維持したままこの規模に達した場合、ADA価格は約0.60ドルになる計算だ。