KTは10月から、ID・パスワードを使わずに会員登録やログインができる認証方式を導入する。手続きを簡素化するとともに、パスワード依存の認証に伴うセキュリティリスクの低減を図る。
KTによると、新規利用者はパスキーのほか、携帯電話3社が提供するPASS、SMS認証を使ってKTのサービスにログインできるようになる。これまでは会員登録時にIDとパスワードを設定し、必要に応じて別の認証手段を利用する方式だった。
パスキーは、パスワードの代わりにスマートフォンやPCなどの端末に保存された認証情報を使って本人確認を行う仕組みだ。指紋認証や顔認証、端末のロック解除番号などを利用でき、パスワードを記憶したり入力したりする必要がない。
既存会員は追加の手続きなしで、現在使用しているID・パスワードでも引き続きログインできる。不要な場合は、会員情報管理メニューから該当するログイン方式を無効化できる。
また、IDなしで登録した利用者も、必要に応じて後からIDを追加登録できる。KTの公式サイトや「My KT」のログイン画面にある「ID検索・登録」メニュー、またはログイン後の会員情報修正画面から手続きする。
ただし、新たな認証方式がすべてのサービスで利用できるわけではない。「Giga Genie」や「安心ボックス」など一部サービスは、現時点ではID・パスワード方式にのみ対応する。このため、IDなしで登録した利用者がこれらのサービスを使う場合は、別途ID登録が必要になる。KTは今後、対応する認証手段を拡大していく方針だ。
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