Grayscaleは、助言会社向けの新たなモデルポートフォリオを提供開始した。4つの戦略のうち、ビットコインを除くデジタル資産に投資する「Next Gen」では、XRP関連商品の組み入れ比率が26.11%となり、イーサリアムに次ぐ2位だった。
16日、ブロックチェーンメディアのCryptopolitanによると、Grayscaleは14日、資産選定から配分調整、分散投資、リバランスまでを一体で設計したモデルポートフォリオ群を投入した。金融プラットフォームを通じて助言会社に提供し、導入先が自社の裁量で活用する仕組みという。
商品群は「Core Plus」「Leaders」「Next Gen」「Infrastructure」の4つの戦略で構成する。各戦略は時価総額加重方式を採用し、四半期ごとにリバランスする。
このうち「Next Gen」は、ビットコインを除くデジタル資産を対象とする戦略だ。8月31日時点の配分内訳では、Grayscale XRP Trust ETFの組み入れ比率が26.11%だった。最も高かったのはGrayscale Ethereum Staking Mini ETFの42.34%で、Solana Staking ETFが21.09%、Hyperliquid Staking ETFが5.76%、Chainlink Trust ETFが2.66%、Avalanche Staking ETFが1.08%、Sui Staking ETFが0.96%で続いた。
セクター別では、XRPが「通貨」部門の全体に当たる26.11%を占めた。スマートコントラクト・プラットフォームは65.47%だった。設定来リターンは30.69%としているが、長期実績は公表していない。
一方、ビットコインを含む「Leaders」戦略では、XRP関連商品の組み入れ比率は11.92%にとどまった。同戦略は、単一資産型のGrayscale上場投資商品(ETP)に組み入れられた適格資産の上位5銘柄を対象とする。イーサリアムが38.57%、ビットコインが37.25%で、全体の4分の3超を占めた。XRPがこれに続き、Solanaは9.63%、Hyperliquidは2.63%だった。
両戦略を比べると、ビットコインを組み入れない「Next Gen」のXRP関連商品比率は、「Leaders」の2倍超となる。ビットコインを含めるかどうかで、ポートフォリオ内のXRPエクスポージャーが大きく変わる構図だ。
今回の提供開始により、Grayscaleは個別ファンド中心だった商品展開をモデルポートフォリオへ広げた。導入する企業は、あらかじめ設計された資産配分を活用し、顧客の投資目的に応じてXRPなどデジタル資産の組み入れ比率を検討できるようになる。