写真=MegazoneCloud

MegazoneCloudはNew Relicと、コード変更からサービス復旧までの障害対応を自動化する5段階のシナリオを提示した。検知から改善までの一連の工程を自動化することで、MTTR(平均障害復旧時間)を従来比で最大50%削減できるとしている。

両社は9月16日、ソウル市江南区のグースアイランド・ブリューハウスで、企業のIT担当者向けイベント「FROM CODE TO RECOVERY」を開催し、関連シナリオを紹介した。

MegazoneCloudによると、この自動化シナリオは、(1)検知(異常の兆候をリアルタイムで把握)、(2)判断(AIによる分析と承認)、(3)実行(直前の安定版への自動ロールバック)、(4)検証(正常化の確認)、(5)改善(対応手順や事後分析の自動記録)の5段階で構成される。

New Relicは、アプリケーション、サーバ、ネットワークの状態をリアルタイムで統合的に可視化し、異常の兆候を検知する。障害原因が疑われる箇所を自動で特定し、担当者による原因特定を支援する。

MegazoneCloudは今後、顧客が既に導入しているソリューションや運用プロセスを分析し、必要な機能から段階的に連携できるよう支援する方針だ。企業ごとのシステム構成やセキュリティポリシー、担当組織、承認手続きを反映した自動化シナリオを設計する。

あわせて、実環境で統合運用の効果を検証するPoCや、SREの専門家による運用環境診断も支援していくとしている。

MegazoneCloudでSREソリューション・ビジネスユニットを率いる専務は、「障害対応が遅れる最大の要因は、個々のソリューションの性能不足ではなく、異なるツールや担当組織、業務手続きが分断されている点にある」と指摘した。

その上で、「優れたツールが数多くある一方で、障害対応は依然として遅れがちだ。今回、コードから復旧までの全工程をつなぐ統合自動化の方策を示した」と述べた。

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