写真=Socar。Modu Parkingが国内初のAI音声による駐車券購入機能を開始した。

Socarの駐車プラットフォーム「Modu Parking」は9月17日、国内初となるAI音声の駐車券購入機能を開始したと発表した。アプリ上で目的地や利用時間を話すと、AIが条件を解析して候補の駐車場を提示し、決済案内からナビ連携まで一連で対応する。

Modu Parkingアプリのトップ画面の検索欄には、新たに「AIマイク」ボタンを追加した。利用者はこのボタンを押したうえで、「江南駅近くの駐車場を探して」「直前に決済したあの駐車場」といった条件を音声で伝えることで、AIとの対話を通じて目的の駐車場を探し、駐車券購入まで進められる。最終的に「決済する」ボタンを押すと購入が完了する。

同社によると、駐車券購入者の約62%は決済後1時間以内に入庫していた。目的地へ向かう移動中に駐車券を購入するニーズがあることを示すデータだという。開発初期には、まずテキストチャットを提供し、その後に音声機能を追加する案も検討したが、運転中の使い勝手を考えると適切ではないと判断し、7月に音声専用インターフェースへ方針を切り替えた。

目的地認識には、自社の商圏データを活用した。Socarは、機械学習で構築した全国358の商圏のデータと利用履歴を組み合わせ、約3万件の目的地キーワードを実際の需要地点に補正したとしている。

個人情報と決済の安全対策も講じた。車両番号とカード情報は、「車両1」「カード1」といった仮の識別子に置き換えたうえでAIに渡し、セッション終了時に直ちに破棄する。決済は利用者がボタンを直接押した場合にのみ完了し、最終金額についても決済システムが再度検証すると説明した。

Modu Parkingのノ・ヒョンチョル本部長は、「今回の導入は、社内公募でAIを使って事業課題の解決を目指す『AIパイロットプログラム』の成果の一つだ。アイデアを出したメンバーが企画から開発まで手がけた点に意義がある」とコメントした。そのうえで、「ベータ版公開後は実際の利用指標をもとに継続的に機能を高度化し、利便性を高めていく」と述べた。

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