写真=インド・グルグラムで開かれたSamsung Electronicsの家電テックセミナー「The Brief」で、来場者がインド向けAI家電とAI Homeを体験する様子

Samsung Electronicsは17日、インド進出30周年に合わせてインド・グルグラムで家電テックセミナー「The Brief」を開催し、現地の気候や生活文化に対応したAI家電技術を披露した。

セミナーでは、AI対応の統合接続プラットフォーム「SmartThings」を軸に、家事負担の軽減やエネルギー管理、家族の見守りに関する機能を紹介した。Samsung Electronicsは、AI家電を、日常生活の質を高める中核的な存在として訴求した。

会場には、「エアコン」「キッチン家電」「ホームケア/信頼性」の3つの体験ゾーンを設け、来場者が関連技術を体験できるようにした。

エアコン体験ゾーンでは、高温多湿なインドの気候に対応する冷房技術をデモンストレーションした。「Bespoke AI WindFree Pro」エアコンは、送風羽根「Motion Blade」により5種類の気流を制御し、直接風を抑えながら室内の快適性を維持するという。

あわせて、「Galaxy Watch」と「Galaxy Ring」と連携し、睡眠段階や体温変化に応じて睡眠環境を調整する「Wearable Good Sleep」モードも公開した。

「Bespoke AI Family Hub」冷蔵庫では、画面を通じて利用者向け情報を表示する「Now Brief」機能を紹介した。家族志向の生活スタイルを踏まえ、親の機器利用パターンを検知して見守りを支援する「Family Care」機能も搭載した。

ホームケア/信頼性ゾーンで紹介した「SmartThings Home Care」は、フィルター交換や製品洗浄などの時期を通知し、家電を最適な状態で使えるよう支援する。異常の兆候が見つかった場合には、「家電製品遠隔管理(HRM)」サービスを通じて、専門相談員が遠隔で製品を診断し、対処方法を案内する。

Samsung Electronicsはこれに先立ち、8月にブラジル・サンパウロ、今月9日にはメキシコシティでも、現地メディアとインフルエンサー約80人を対象に中南米テックセミナーを開催している。

Samsung ElectronicsのDA事業部副社長、イ・サンジク氏は「真のAI家電の価値は、消費者の日常と生活の質を高めることにある」と述べた。そのうえで、「地域ごとの環境や文化を反映したAI技術を継続的に開発し、日常に実質的な価値を提供するパートナーとなれるよう革新を続ける」と語った。

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