SK Broadbandは9月17日、生成AIメディアサービス「B tv A.」の利用動向を公表した。月間アクティブユーザー数(MAU)は170万人に達し、AIとの対話を通じてコンテンツを探した利用者の55%が、実際の視聴コンテンツの選択に至ったという。
今回の分析は、「B tv A.」の提供開始2周年に合わせて実施したもの。
2024年9月に導入した「B tv A.」の月間対話件数は2100万件を超えた。同サービスは、自然言語での対話を通じて、VODやOTT、リアルタイム放送などのコンテンツを探せる生成AIベースのメディアサービスだ。
SK Broadbandによると、「B tv A.」でメディア関連の対話を行った利用者の55%が、AIの回答をきっかけにコンテンツを選択した。映画やドラマのタイトル、俳優名を正確に知らなくても、雰囲気やジャンル、視聴シーンなどを入力して作品を探せるとしている。
継続利用者ほど、コンテンツ消費も活発だった。「B tv A.」を5カ月連続で利用した顧客は、未利用顧客と比べて月平均利用日数が1.7倍、対話量が1.8倍、VOD視聴時間が1.6倍だった。
また、VODやYouTube、OTTなどのストリーミング利用率は、「B tv A.」利用顧客が80.4%で、未利用顧客の24.1%に比べ3.3倍に達した。VOD購入率も、B tv全体の顧客より「B tv A.」利用顧客の方が5ポイント高かった。
SK Broadbandは最近、地上波3社のコンテンツを追加したサブスクリプション商品「B tv+ Max」や「AI 5 Set-top Box」などを投入した。AIによるコンテンツ探索機能にサブスクリプション商品やデバイスを組み合わせ、B tvのスマートメディアハブ化を進める方針だ。
提供開始2周年と秋の大型連休に合わせ、9月18日から27日までBキャッシュ付与キャンペーンも実施する。「B tv A.」と対話した顧客4万人と、初めて利用した顧客1万人に、それぞれBキャッシュ1000ポイントを付与する。さらに抽選で10人にBキャッシュ5万ポイントを支給する。
SK BroadbandでBtvサービス企画を担当するユ・チャンミン氏は、「過去2年間の利用データから、『B tv A.』がコンテンツ探索にとどまらず、実際の利用行動につながっていることを明確に確認できた」とコメントした。その上で、「今後は顧客の嗜好や状況をより精緻に理解し、コンテンツ推薦や特典、購入体験まで含めた、より高度なAIメディア体験を提供していく」と述べた。